温故知新



山の先輩から貴重なモノを頂いた。「いらなくなったから・・」と言われたらしいが、私にとっては貴重な情報源。この時代の山を知ろうにも、話を聞きだす他なく、昭和46年と言えば2歳の私にとっては、山の時代背景も知る余地がない。当時の山のスタイルをこれほど鮮明に書かれた書物に目を通したことがなく、大変ありがたく感じた。

表紙のイラストも、中の挿絵も抜群にいい。現在の「岳人」よりもバリエーションルートでのレポートが厚みがあるようにも感じさせる所が凄い。




チンネのカラー写真も発見。左稜線の「鼻」ぽいが、恐らく違うルートだろう?登山靴の登攀はアブミが使われている。いかにクライミングシューズの登場で、威力は絶大なものだったのかわかる写真だった。ウールのニットにニッカボッカとロングのまばゆい色の靴下・・・。ファッションも随分違う。




三の窓雪渓のレポートの隣を見てまたまた驚いた。日本用品株式会社「ニッピン」の広告には、スポルティバの登山靴がなんと!8500円。。。どう言う事なのか??直輸入??




毎晩が楽しみ、楽しみ。
提供して頂いた方に感謝です。

0コメント

  • 1000 / 1000