最近ポチった「穂高岳の岩場」復刻版



1979年に発刊された解説書、なんと昭和54年、「小学4年生かぁ」と思いながらページをめくる。今の現状とは違い、「消滅したかもしれないルートも含まれる」と注意書きあった。確かに以前聞いたことがあるフレーズで、人が登らなければルートは自然の形に戻り、浮石や不安定なホールドがそのままの状態に残る。そんな注意書きを読むと、ページをめくる度に緊張してきた。。。

自分自身の数少ない登攀経験から、ルート図を見ながら、想像を膨らましながら、解説を読んでいるとまだ見ぬ岩(これからも見ないであろう?)で心拍数が上がるのがわかる。




写真はモノクロ、コントラストが岩の形状や不安定さをかなり演出してくれるので、一枚一枚見てても手に汗握るもの。カラーで見るより迫力を感じるのはなぜだろう・・・。「日本登山大系」の槍ヶ岳・穂高岳編と合わせて読むと、更に強烈インパクトを感じられる。段々と登攀意欲を掻き立てられ、自分自身が怖くなる?それはそうとこの本が発刊されて、次は「剣岳の岩場」が発刊されている。これも是非再販してほしい。ただ当時は2300円、今回は4600円・・・高い!めちゃくちゃ高い(/_;)

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