2月17日(水曜日)山陰には数日前から寒波がやって来た。溶けかかった雪も50センチくらいは復活。と言うのは嬉しい事だが、毎年1月~3月は何かと忙しいに加えて、天気にも恵まれず全く雪山大山に攀じる事が出来ていない。悔しいかな、本日もこの大荒れの中、可能性を求めて、南光河原駐車場で06:00過ぎには車で待機。北西の風が強いのでおそらく1500メートル付近は大風と予想がつく。湿気の多い雪が降り続け、ガスで先も霞む。
特に元谷上部のルートは、こんな時のパターンとしては雪崩のリスクが高く、先日の溶けた層と新雪の層のギャップが気になって仕方がない。しかも縦走路に出てからのホワイトアウトは超~危険(昨年の痛い思い出がよみがえる)。
相棒のガッキーに相談持ちかけ、本日の北壁は中止する事にした。
ガッキーにもこのまま帰るのも?と聞くが、お互い他をやろうとは思わなかったし、それほど今日を楽しみにしてくれてたと感じた。
山は逃げない・・・と言うけれど、この時間の山は逃げていく。もうすぐ47歳、46歳の北壁チェレンジは逃げて行きそうな気配が漂っている。
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