船通山【島根県】親子登山



いよいよ今週、大阪に旅立つ長男。「山でもいくか?」と聞くと、珍しく「いいよ!」と返事が帰ってきた。おそらく何かを感じてなのか、すんなりと決まった。当初大山の面白いルートに連れって行ってやろうと計画していたが、地元の山は三瓶しか登った事がないとわかり、記念の登山なのでやはり地元の山を選択した。


午前中は天候が良いと言う予報で、晴れ間も覗く。行きは「鳥上滝コース」


野球を引退して13キロもウエイトを落としたので、少々着るものがブカブカな彼。

この地点には雪は無かった。だが雪解け水で水量が多く、登山道まで溢れている箇所もあった。どうやら先行者も居なく、私達だけのようだ。

うさぎの亡骸


淡々と登山道を行く。


陽が当たる場所は気持ちよかった

水量が多く少々歩くのに気を遣う。

鳥上滝

高度が1000過ぎた辺りから、登山道には雪がある。この感触を楽しみながら進む。

雪のルートを楽しみ過ぎて、ルートを外してしまう。そこでわざと急傾斜を攀じる。

山頂まで少し

予想外の山頂で、驚きを隠せない様子だった。

しばらく頂上の景色を楽しむ二人。残念ながら大山は見えなかったが、吾妻山、鯛ノ巣・猿政、大万木、三瓶とうっすらと景色を拝む事が出来た。私が山を始めたキッカケは、この山から始まった事を教えると、「分かる気がする・・」と答えてくれた。

いつもより少しだけ豪華な山ランチを頂く。その後まったりと二人の時間を過ごしてると、仕事の電話や商工会からの電話コールの嵐・・・(-_-;)。頂上は電波の入りも良いみたいで、こんな時は電波が入って欲しくない気持ちもある(^O^)


休憩後下山を開始するが、当初は亀石コースを下だろうと思って進んだが、亀石コースに突入すると、予想外に積雪が多く、しかもコースも不明瞭だ。コースはGPSがあるし、大体の尾根と谷はわかるが、登山道が雪に埋まってる状態で、アイゼンを履かなければとても降りれないと判断し、来た道に戻る事にした。

これで大阪に行ってしまうのか・・・と思うと、下山スピードも遅くなる。いつまでたっても子離れが出来ない自分が少々恥ずかしいが、濃いい時間を過ごせた感じがした。

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