2月22日(水)
伯耆大山 一の沢
06:51 枡水スキー場→ 07:31一の沢出合口→ 09:38頂上台地→ 12:00枡水駐車場
久しぶりに一人で大山に向かってみました。昨年は二度もこの時期に痛い思いをしているので、慎重に計画を立てて向う。当初は北壁(相棒がいれば)など他のルートも考えていたが、結果思い出の一の沢となった。
環状道路をひたすら歩く・・・歩く。
一の沢出合に到着。昨日だろうか?先行するスノーシューやボード跡がハマる事なく導いてくれた。
適当に直登をし、尾根付近へ到着。一応立木にザックをビレイしてアイゼンとピッケルを装着。雪の状態も申し分なく、前爪でガツガツと登れる状態に安堵する。天気もいいし、風も今の所問題ない。予報では午後から風が強まり15:00頃には荒れ模様の予報だが、今の所心配なさそうだった。
一の沢は南壁へ属されるようで、それでも一番西よりの沢になる為、上部は雪が少ない。丁度この辺りが雪が多い地帯。写真の様に沢(写真中央付近)の方面に引っ張られるようにクラックが入っている。なので無雪期は沢からこの辺りへ這い上がれるが、この時期は無い。
天気も申し分なく、クランポンがガツガツ刺さってくれる。
ルートの上部は案の定雪が少なく、この辺りからは雪崩の心配も皆無。タケノコ岩が迎えてくれる。
所があっと言う間に悪天候に変わって来た。ある意味昼過ぎからの崩れは予想していたが、背後からの風で体が右左に押される・・・視界が奪われる。
ルンゼも徐々に消え始めた。足元はわかるのでとりあえず頂上へ向かう。
一の沢ルート終了点手前、登って来た尾根は細尾根となり、落ちれば数百メートル谷底なので、先程のルンゼへトラバース。ルート取りを失敗しないように、残す数十メートルを這い上がる。ここで本日初めてのダガーポジションで登る。
案の定、頂上台地は強風が吹き荒れ、視界は10m~20m。ここまで来れば避難小屋は近くなので、適当に方向を定め、歩いているとお菓子の家のような避難小屋へ到着。あまりにもガスと風が強いので、小屋に入らず下山を開始した。
すると途中別山に目を向けると、登攀者が5~6人も!!こんな風でよくやるなぁ~と、しばし観察した。その後、知り合いが夫婦でやっていたそうだ・・・。弥山尾根にも確認したと思ったが、滝沢尾根だったようだ。最近老眼が進みカメラのディスプレイも以前の様に細かく見れなくなって来た(笑)
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