F田さんや、Iさんから今回も魅力的なプレゼンを受けて、参加して来ました。天狗沢のアイスまで行って氷壁をアイスクライミングしてみようと言うもの。天狗沢には様々な歴史があり、有名な死亡事故以来足が遠のいてしまったと言われるルート、今回はF1・F2まで。雪の状況は行ってみないとわからない・・・。そんなツアーでした。
合計8名の参加者で元谷を目指す
普段日曜日には山をやらないが、元谷に到着すると、人の多さに驚く。あらゆる北壁にも人がいるのがわかる。中でも弥山尾根の西陵には珠数繋ぎ状態で驚かされた。私たちはピークを目指さない為、遅いスタートだったのでこの光景が見えたに違いなかった。
今回参加者のメンバーはそれぞれBCやクライミングなどやり込んでいらしゃる方が多く、会話も面白い。そうこうするうちに大屏風岩から天狗沢のF1の氷が見えだした。
左手にはロウソク沢・上宝珠沢・墓場尾根を貫く沢・天狗と元谷沢の喉が丸見え。ここで天狗沢F1の氷が約半分も雪に覆われているの見て、ガックリ。確かに登るどころか下部でビレイするのもヤバそうな状況。先行者の足跡は剣ヶ峰沢に向かっているので、天狗沢は先行者も勿論いない。BCなどで色々経験豊富なHくんが弱層を確認し、Iさんもこれは無理と。臆病になっているので「内心ほっと」した。
そしてF田さんの提案で大屏風岩を迂回し、剣ヶ峰沢方面へ行きアイスを探す事に。
先頭のF田さんが突進した方向にアイスらしき壁がある。ここをトラバースする時もドキドキだった。
アイゼンが緩み、後方となってしまったので自分が来た道を振り返る。
昔の感が取り戻されたのか??グイグイとザイルなしで氷を求めて移動・・また移動。
「おじいさん」にはなっておられないが、まさに「スーパーおじい」的な行動力。一通り探りを入れて、スクリュー打ち込むどころか「アイスクライミングが出来そうではない」と。残念ながらマルテツ(撤退)。私も早く自分がいる不安定な場所から脱出したくて一安心。(*_*;
屏風岩西壁より撤退される方達と一緒になる。その後元谷の堰堤付近で久しぶりに岡山のガイドKさんに会う。別山をやり帰還された所だった。そう言えばF田さんとKさんは確か同じ年、お二人とも元気だ。
その後、某所でドライツーリングの練習。トップロープで4本のルートをやった。
なかなか登り応えのあるルート
少々ウエアは汚れるが・・・
一休み・・・。
中学2年生の彼も、何度かテンションだったが、素晴らしい登りだった。ゆくゆくは山野井さんみたいになるのか・・。
Iさん、手足が長く、登るスタイルが惚れ惚れするほどカッコいい。被ったルートを完登。
私のルートは比較的楽に、F田さんはクラックルートを、写真の場所からが難しかった。
その後、16:00頃までみんなで楽しんだ。アイスもドライもそれぞれ楽しい。今日は久しぶりの日曜日の大山を満喫した。
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